「IRを活かす人々は誰なのか?教育マネジメントからIRを捉え直す」

Introduction

日本の大学IRについて考えるシンポジウムが今年も開催!

昨年も大好評を博した嘉悦大学・北陸大学の合同IRシンポジウムを、今年も開催いたします。
今年は東京都小平市の嘉悦大学にて対面・オンラインのハイブリッド開催いたします。双方ともに参加者数に限りがございますので、お早めにお申し込みをお願いいたします。

Greeting

大学IRをリフレームする。

多くの大学においてIRを担当する組織が置かれるようになってきました。大学ごとに置かれている状況は様々なため、それぞれの大学においてIR組織の立ち位置も大きく変わったものになっているでしょう。その中で、とりあえずIR組織は作ったけど、その後どうしようか、どこの意思決定に向けて、どのような支援をしていけばよいのかは、それぞれの大学ごとに大きく変わります。実質的なIR、中身を伴ったIRが求められてきています。
そこで、今年のシンポジウムでは、昨年もお呼びしている和嶋先生とともに、教学マネジメント、教育の質保証におけるシステムにおける著書を出版されました嶌田先生をお呼びして、「IRを活かす人は誰なのか?」をテーマに行います。IR組織が大学内に存在することが多くなってきた昨今、IRからの分析結果が大学における誰の意思決定に活かされているのでしょうか。それぞれの大学における事例を参考にしながら、深めていきたいと考えております。

嘉悦大学IR・データインフラ推進室
室長 白鳥 成彦

P anelist

嶌田 敏行
独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構 研究開発部 教授

平成15年4月に金沢大学大学院自然科学研究科地球環境科学専攻博士後期課程を単位取得退学し、茨城大学総務部総務課に文部科学事務官(一般係員)として着任。専門は、水文地形学、古環境復元。
茨城大学においては、評価業務、質保証(IE)を中心に、IRおよびアセスメント関連業務を担当。
令和5年11月より現職。

和嶋 雄一郎
名古屋大学 教育基盤連携本部高等教育システム開発部門/高等教育研究センター 特任准教授

東京工業大学大学院博士(工学)。
青山学院大学、東京大学、大阪大学を経て、2022年11月より現職。大学IR全般の効率化をテーマにしたIRI Lab.(Institutional Research Innovation Laboratory:イリラボ)を2020年に立上げ、可視化ツールやAIをIRに活用する方法や、IR業務の自動化、IRの人材育成方法、IR組織のあり方についてなど、幅広く研究を行っている。合わせて、AIの教育への利活用に関する研究を進めている。

田尻 慎太郎
北陸大学 学長補佐(情報・IR担当)、経済経営学部 教授

嘉悦大学情報メディア副センター長、教務センター長、横浜商科大学IR室長を経て、2019年度より現職。北陸大学にて分権型教学IRシステムを構築し、その普及と教学IRデータを用いた実証研究を行っている。2022年度からはTableauを活用した全学データサイエンス・AI教育プログラムをスタートし、2023年度文部科学省数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシー・レベル)において、特に先導的で独自の工夫・特色を有するプログラムとして文系私立大学として唯一プラス選定される。Tableau Academic Ambassador。Tableau DATA Saber。

白鳥 成彦
嘉悦大学 IR・データインフラ推進室 室長、経営経済学部 教授

嘉悦大学 経営経済学部教授 兼 IR・データインフラ推進室室長。
2009年3月慶應義塾大学 政策・メディア研究科 後期博士課程単位取得退学、2023年東京工業大学 環境・社会理工学院修了、博士(工学)。2009年より嘉悦大学に所属。大学における中退がなぜ起きるのか、どのように予測・防止ができるのかを考え、デザインと人工知能研究をベースにおいたIR、教学施策、中退防止施策の研究・実践を行っている。

S chedule

開催概要

日時:  2024年 3月7日(木)14:00-17:00
参加費: 無料
定員:  対面 30名 / オンライン 300名
会場:  嘉悦大学(東京都小平市)
対象:  大学教職員、高等教育機関関係者、その他IR関係者

プログラム

    14:00〜14:05
    開会挨拶

    14:05〜14:10
    趣旨説明

    14:10〜14:25
    問題提起①「大学IRにおけるボトルネックはなにか?」  講師:嶌田 敏行

    14:25〜14:45
    ディスカッション・質疑応答

    14:45〜15:00
    問題提起②「自分のために使う教学IR」  講師:和嶋 雄一郎

    15:00〜15:20
    ディスカッション・質疑応答

    15:20〜15:30
    <休憩>

    15:30〜15:45
    問題提起③「教育の質は可視化できるのか?」  講師:田尻 慎太郎

    15:45〜16:05
    ディスカッション・質疑応答

    16:05〜16:20
    問題提起④「学生の成長と教学IR」  講師:白鳥 成彦

    16:20〜16:40
    ディスカッション・質疑応答

    16:40〜16:55
    総括「IRを活かす人々は誰なのか?」

    16:55〜17:00
    閉会挨拶


    モデレーター:杉森 公一(北陸大学 高等教育推進センター長・教授)

Contactお問い合わせ・申し込み

    シンポジウムは終了しました。ご参加ありがとうございました。

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